【セミナー案内】濵田大三博士セミナーのご案内(14.1.31)

第24回創薬科学セミナーのお知らせ (14.1.31) 三重大学・生物資源学研究科・特任准教授
(理学研究科付属構造生物学研究センターとの共催)

演者: 濵田 大三 博士
所属: 三重大学・生物資源学研究科・特任准教授
演題: 免疫グロブリン関連アミロイドーシス発症における分子病態学
日時: 2014年1月31日(金曜日) 17:00~18:30
場所: 理学部E館131セミナー室

要旨

各疾患に関与する蛋白質の構造・物性を解明し、その分子病態を明らかにすることは、その疾患の発症メカニズムを解明する上で必要不可欠であるだけでなく、その疾患関連蛋白質を創薬標的とする低分子薬剤の開発を進める上で重要である。

我々の研究グループは、これまでに「免疫グロブリン関連アミロイドーシス」や「腸管出血性大腸菌(O157)感染症」に関与する蛋白質の構造・物性に関する研究を進めてきた。

本セミナーでは、免疫グロブリン関連アミロイドーシスの主要な原因となる「軽鎖可変ドメインの配列多様性に起因する天然構造不安定化のメカニズム」について、これまでに我々が行ってきた一連の研究成果について解説する。さらに、免疫グロブリン関連アミロイドーシスに対する治療法の開発に対する展望についても議論する。

連絡先:廣明秀一

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Updated: 2014/01/21 — 15:55