【イベント案内】第8回中部地区創薬オープンイノベーション情報交換会

第8回中部地区創薬オープンイノベーション情報交換会 ご案内

「中部地区創薬オープンイノベーション情報交換会」は中部地区アカデミック機関等の創薬科学分野におけるオープンイノベーションを志向した研究活動・産学連携活動を推進するために毎年開催しております。

今年は「コロナで変わる創薬研究~産学連携のあり方を考える」というテーマで2部構成で開催いたします。

多くの方々のご参加をお待ちしております。

参加申し込みは添付ポスターのQRコードまたはこちらよりお願い致します。

ポスターへのリンク[PDF]

開催の概要

■テーマ コロナで変わる創薬研究~産学連携のあり方を考える~
■プログラム(16:00~17:30)
司会進行 名古屋大学 廣明 秀一(創薬科学研究科 教授,学術研究・産学官連携推進本部 副本部長)

1.     第一部 「コロナで変わる創薬研究~産学連携のあり方を考える~」16:00~
(1)  講演(各15分)
■第一三共株式会社 高橋 亘 氏(執行役員 研究統括部長)
「コロナで変わる創薬研究 製薬企業での現状と課題」
■名古屋大学  布施 新一郎 氏(創薬科学研究科 教授)
「コロナで変わる創薬研究 アカデミアからの提言」

(2)  パネルディスカッション(15分)
ファシリテーター 廣明 秀一
パネリスト 髙橋 亘 氏,布施 新一郎 氏

2.     第二部 各社より公募事業等の説明(質疑応答含め一社15分程度)17:00~
(1)  第一三共株式会社 オープンイノベーショングラントTaNeDS(タネデス)
(2)  持田製薬株式会社 オープンイノベーショングラントMOIRe(モアレ)

●お問い合わせ
創薬科学研究科構造分子薬理学分野 廣明秀一
(hiroaki.hidekazu (at) f.mbox.nagoya-u.ac.jp)

学術研究・産学官連携推進本部メディカルイノベーション推進室 坂口菜朋子
(n-sakaguchi (at) aip.nagoya-u.ac.jp)

※(at)を @ に置き換えてご連絡ください。

【イベント参加情報】第2回 ファーマラボ EXPO 東京(幕張メッセ)(アカデミックフォーラム)2020年11月25日(水)~27日(金)

第2回ファーマラボEXPO 2020年11月25日(水)~ 幕張メッセ

幕張メッセ 2020年11月25日(水)~27日(金)
口頭発表日時 → 11月26日(木) 13:15 – 13:45 (口頭発表会場: ACA-2)

参加には事前に招待券の申し込みをすることをお勧めいたします。上のリンクから申し込みをしてください。またはメールでご連絡ください。
hiroaki.hidekazu[at]f.mbox.nagoya-u.ac.jp

廣明 秀一 「医薬品吸収促進とバリア強化に応用可能なタイトジャンクション制御技術」

Technical basis for tight junction regulation aplicable to drug absorption enhancer

発表アブストラクト

経皮吸収型のペプチドワクチンに対する世界的需要が高まると予測されている。他方、上気道などのバリア機能を強化する薬剤にはウイルス感染予防薬として期待されている。

Rising global demand for transdermal peptide vaccine development is emerged. On the other hands, compounds that enhance barrier function of airway epithelials may become a potential preventive medicine. We are developing both technologies

名古屋大学構造分子薬理学分野はNMRスクリーニング技術を利用し、蛋白質ドメインを標的とした、fragment-based drug discoveryを研究している研究室です。タイトジャンクションの裏打ちタンパク質に作用する低分子を複数発見しております。また別の機構でタイトジャンクションを強化するフラボノイドも発見しました。今回は
・タイトジャンクションのバリアを緩和し化粧品成分の吸収促進が可能なフラボノイド
・タイトジャンクションを強化するフラボノイド
について技術情報を発表します。上記に関する共同開発パートナーを募集中です。

関東地区にお住いの理系の大学の2・3年生の方。将来、名古屋大学創薬科学研究科への大学院進学をお考えの方は、この機にぜひ、お立ち寄りください。構造分子薬理学分野(廣明研)のみならず、他の研究室に関する情報も、お知らせいたします。