SUMOについて

SUMOはユビキチンとよく似た立体構造をしていて、ユビキチンと同様に、酵素の活性によってSUMOのカルボキシ末端がターゲットとなるタンパク質のリジン残基に共有結合します。SUMOは脊椎動物において4種類存在していて、それぞれ違う役割を担っています。また、SUMO-2、SUMO-3については、ユビキチンと同様にポリSUMO鎖を形成できることが報告されています。ユビキチンとは役割は異なりますが、SUMOもターゲットとなるタンパク質の機能や活性の制御シグナルとして機能しています。

Updated: 2011/11/11 — 12:42