蛋白質翻訳後修飾に関連する構造生物学

タンパク質がリボソームで合成された後、翻訳後修飾とよばれる化学修飾を受けることが知られています。リン酸化、メチル化、アセチル化など比較的小さな修飾から、糖鎖や脂肪酸さらにはタンパク質に及ぶ大きな修飾まであります。タンパク質はこれらの修飾を受けると機能が変わるため、様々な生命現象を生み出すことが可能となります。

私たちの研究室では、ユビキチンとSUMO (small ubiquitin-related modifier)というタンパク質による修飾に興味をもって研究しています。特に、ポリユビキチン鎖が形成されることで現れる様々な高次構造や、その高次構造を特異的に認識するタンパク質について、積極的に研究しています。私たちは構造生物学をはじめ、分子生物学、生化学、細胞生物学など様々な手法を駆使して、ユビキチンやSUMOが織りなす生命現象の鍵を探しています。

私たちは一緒に鍵を探してくれる大学院生を募集しております。

 

お問い合わせ先:([名古屋大学]をmbox.nagoya-u.ac.jpに変換して下さい)

E-mail: tenno.takeshi@e.名古屋大学

ユビキチンについて

SUMOについて

Updated: 2015/03/23 — 23:44